**「教育ビザ」**は、日本の小学校・中学校・高校などの教育機関で、教師として教育活動を行う外国人向けの在留資格です。
公立・私立の学校やインターナショナルスクール、特定の教育機関での勤務を希望する外国人に必要なビザとなります。
⏳ 教育ビザの審査期間
✅ 在留資格認定証明書交付申請(海外から日本に呼ぶ場合):約1~3ヶ月
✅ 在留資格変更許可申請(現在のビザを教育ビザに変更する場合):約2週間~2ヶ月
✅ 在留期間更新許可申請(ビザの延長):約2週間~1ヶ月
📝 教育ビザの必要書類
申請者の状況や勤務先の学校によって異なりますが、一般的に以下の書類が必要です。
📌 申請者本人に関する書類
✔ 在留資格認定証明書交付申請書(海外から呼ぶ場合)または在留資格変更許可申請書(日本国内で変更する場合)
✔ 写真(4cm×3cm、3ヶ月以内に撮影、裏面に氏名を記入)
✔ パスポートのコピー
✔ 在留カード(すでに日本にいる場合)
✔ 履歴書(学歴・職歴・資格を詳しく記載)
✔ 学位証明書(大学卒業証明書または学位証明書)
✔ 教員免許証または教師としての経験を証明する書類(必要な場合)
📌 教育機関(雇用主)が準備する書類
✔ 雇用契約書・労働条件通知書(職務内容、給与、雇用期間が明記されたもの)
✔ 登記事項証明書(教育機関の正式な登録情報)
✔ 学校のパンフレットまたはホームページの写し(学校の事業内容を説明するもの)
✔ 決算報告書の写し(教育機関の財務状況を証明)
✔ 学校法人認可証明書または認定書
📌 教育ビザを取得できる条件
✅ 日本の小学校・中学校・高校・特定の教育機関で教職員として働くこと
✅ 学士(大学卒業)以上の学歴を有していること(教育関連が望ましい)
✅ 適正な雇用契約があること(フルタイム勤務が基本)
✅ 給与・労働条件が適正であること
📌 教育ビザで働ける職種
✅ 小学校・中学校・高校の教員
✅ インターナショナルスクールの教師
✅ 特定の教育機関(塾・専門学校)での教育者
✅ 特定分野の専門指導者(音楽・美術・体育など)
⚠ 語学学校や英会話スクールの講師は「教育ビザ」ではなく、「技術・人文知識・国際業務ビザ」が必要になる場合があるため、職種を確認しましょう。
📌 教育ビザのメリット
✅ 長期間の在留が可能(1年・3年・5年のいずれか)
✅ 家族滞在ビザを取得し、配偶者や子どもと一緒に生活できる
✅ 将来的に永住ビザの申請も可能(一定期間の在留要件を満たした場合)
✅ 教育機関によっては転職も可能