在留資格認定証明書（COE）とは？

行政書士は、外国人の日本への新規入国や在留資格取得のための法定代理人として、在留資格認定証明書（COE）の申請や新入国手続きを専門的にサポートできます。特に、海外からの新規入国に関しては、本人が日本にいなくても手続きを進められる点が大きな強みです。

1️⃣ 在留資格認定証明書（COE）とは？

**在留資格認定証明書（COE：Certificate of Eligibility）**は、外国人が日本に入国し、特定の在留資格で滞在することを事前に法務省が認定する証明書です。

✅ 目的： 海外から日本に入国する際、ビザ申請時に提出することで、ビザ発給と入国審査を円滑に進めることができます。
✅ 対象： 外国人が90日を超えて滞在する場合（就労ビザ、留学ビザ、家族滞在ビザなど）

📍 COEが必要なケース:

日本で就労する外国人の新規入国
留学目的での来日
日本人の配偶者等の呼び寄せ
海外からの家族帯同

2️⃣ 行政書士にしかできないこと

✅ 在留資格認定証明書（COE）申請の代行

外国人本人が海外にいる場合でも、行政書士が日本国内で全ての手続きを代行できます。

主なサポート内容:

📄 申請書類の作成と提出代行（入国管理局への直接申請）
🏢 企業側・申請者側との調整（雇用契約書や事業計画書などの書類整備）
⚖️ 業務内容と在留資格の整合性確認（不許可リスクの軽減）
🛂 審査基準に沿った書類作成（必要な補足説明書なども作成可能）

✅ 海外からの新入国手続きのサポート

外国人が日本に入国するまでのプロセス全般をサポート。入国後のフォローアップも含めて、行政書士が一貫して対応します。

具体的なサポート:

✈️ COE取得後のビザ申請プロセスの案内（日本大使館でのビザ取得方法の説明）
🗂️ 家族帯同ビザや配偶者ビザなどの同時申請
🛂 入国後の手続きサポート（在留カード取得、住民登録、社会保険加入など）

✅ 行政書士にしかできないこと

⚖️ 法定代理人としての申請業務代行
　→ 入国管理局への在留資格認定証明書の正式な申請を代行できるのは行政書士のみ。

📄 専門的な書類作成
　→ 申請理由書など審査官への説得力を高める書類の作成が可能。

3️⃣ 申請の流れと必要書類

💼 申請の流れ：
1️⃣ 企業や学校が行政書士に申請を依頼
2️⃣ 行政書士が必要書類を準備・作成
3️⃣ 入国管理局へ在留資格認定証明書（COE）を申請
4️⃣ COE交付後、本人が現地の日本大使館でビザ申請
5️⃣ ビザ発給後、日本への入国・就労開始