🔹 永住権申請

永住権(永住許可)は、日本での滞在において在留期間の制限がなくなり、自由な就労・転職・起業が可能になる在留資格です。永住権を取得すると、在留期間の更新手続きが不要となり、安定した日本での生活が可能になります。

1️⃣ 永住権取得のメリット

在留期間の更新が不要(無期限で日本に滞在可能)
職業選択・転職・起業の自由(就労制限なし)
住宅ローンなどの金融審査が有利に
家族の帯同や将来の帰化申請がスムーズに
社会的信用が向上し、日本での生活が安定

2️⃣ 永住権申請の主な要件

✅ A. 在留期間の要件

  • 一般の在留資格保有者:日本に10年以上継続して滞在し、そのうち就労ビザまたは居住ビザで5年以上滞在していること。
  • 日本人・永住者の配偶者1年以上の婚姻生活3年以上の在留実績が必要。
  • 高度人材ポイント制度利用者70ポイント以上 → 3年80ポイント以上 → 1年で申請可能。

✅ B. 生計要件

  • 日本で安定した収入があること。
  • 年収目安:300万円〜400万円以上(扶養家族の数によって変動)。
  • 税金・社会保険料を滞納なく納付していること。

3️⃣ 永住権申請の流れと期間

ステップ期間の目安
必要書類の準備約1〜2ヶ月
永住許可申請書の提出
入国管理局での審査6ヶ月〜1年
結果通知(許可または不許可)
永住者用の在留カード発行申請許可後、数週間

⏰ 総合的な期間:最短6ヶ月〜最長1年

4️⃣ 不許可を防ぐための注意点

不許可の主な理由:

  • 提出書類の不備や記載ミス
  • 税金・社会保険料の未納または滞納
  • 年収が基準に満たない場合
  • 軽微な違反歴(交通違反など)の未申告

再申請時の改善策:

  • 不許可理由を確認し、追加書類や補足説明書を提出
  • 行政書士に依頼して書類の見直しを実施

🔹 帰化申請(日本国籍取得)

帰化申請は、外国籍の方が日本国籍を取得するための正式な手続きです。帰化が認められると、在留資格や在留期間の制限がなくなり、選挙権や社会保障など、すべての日本国民と同じ権利と義務を持つことができます。

1️⃣ 帰化申請のメリット

日本国籍を取得できる(パスポートも日本のものに)
在留資格の更新が不要
選挙権・被選挙権が付与される
社会的信用が向上(住宅ローン審査などに有利)
家族のビザ取得が容易に

2️⃣ 帰化申請の主な要件

帰化申請には、日本の法律で定められた以下の条件を満たす必要があります。

A. 住所要件

  • 日本に5年以上継続して居住していること
  • 就労ビザを持つ場合、5年以上の在留実績が必要
  • 日本人の配偶者の場合、1年以上の婚姻関係3年以上の日本在住実績で申請可能

B. 能力要件

  • 20歳以上(2022年4月以降は18歳以上)で、民法上の行為能力があること

C. 素行要件

  • 日本の法律を遵守し、交通違反や軽犯罪などがないこと
  • 納税義務を果たしていること(住民税・所得税・社会保険料など)

D. 生計要件

  • 安定した収入・生活基盤があること
  • 年収目安:300万円〜400万円以上(扶養家族の数に応じて変動)

E. 喪失要件

  • 日本は二重国籍を認めていないため、帰化後は元の国籍を放棄する必要があります。

F. 日本語能力要件

  • 日常会話レベルの日本語力(読み・書き)が必要(小学校低学年程度の日本語能力が目安)

3️⃣帰化申請の流れと期間

ステップ期間の目安
必要書類の準備約2〜3ヶ月
法務局への事前相談予約制(1〜2週間前に予約)
帰化許可申請書の正式提出
法務局での面談(申請内容の確認)提出後1〜2ヶ月以内
申請書類の審査6ヶ月〜1年半
結果通知(許可または不許可)
帰化後の手続き(住民票、戸籍登録など)許可後すぐ

⏰ 総合的な期間:最短8ヶ月〜最長2年

4️⃣不許可を防ぐための注意点

不許可の主な理由:

  • 書類の不備や記載ミス
  • 税金・社会保険料の滞納
  • 交通違反・軽犯罪歴の未申告
  • 収入基準を満たしていない場合

改善策:

  • 書類の不備を事前に確認
  • 軽微な違反歴がある場合でも正直に申告し、反省文などを提出
  • 納税・社会保険料は滞納せず、必要な証明書を揃える

行政書士に依頼するメリット

⚖️ 書類作成の専門サポート:

  • 帰化申請は膨大な書類が必要なため、専門家のサポートで書類不備を防止

📈 審査通過率の向上:

  • 申請理由書や補足説明書で審査官への印象を向上
  • 審査官との面談対策なども実施可能

🕐 申請期間の短縮:

  • 書類不備による再提出を防ぎ、審査期間を短縮

📌まとめ:永住権と帰化、どちらを選ぶべき?

  • 💡 「母国籍を維持しつつ、日本で安定して暮らしたい」なら → 永住権申請
  • 💡 「完全に日本に根を下ろし、日本国民として生活したい」なら → 帰化申請

どちらも大きな決断ですが、ライフプランや将来設計に合わせて選択することが重要です。
不安や疑問がある場合は、行政書士などの専門家に相談し、最適な選択肢を見つけましょう。

🚀 スムーズな申請と、安心した日本での生活を目指しましょう!